休日のカジュアルシーンでベストを爽やかに着こなしているメンズを見かけ、同じ着こなしをしてみたいと思われたことはありませんか?地味な印象のベストをオシャレな日常着に再生するには、どうアレンジしたらいいのか良くわからなくなってませんか?今風に着こなすポイントを分かりたいと思っていませんか?
車での移動の時、近所まで出かけるだけの暖かい日のトップスにもベストは最適です。コートやダウンジャケットの着膨れが面倒という思いならば、ダウンベスト/ニットベストで身軽な着こなしをお勧めします。今日は、従来のクラシカルなベストの着こなしを初め、ニットベスト・薄手のダウンベストを紹介します。
1.オーソドックスなベストの着こなし
もともとはスーツの三揃えの一部で、かっちりと着こなすスタイルが紳士ベストの基本です。ニット素材でいわゆる‘チョッキ’の着こなしはクラシカルではなくカジュアルな着こなしです。最初に、スーツのインナーとして着こなし可能なベストをカジュアルダウンした着こなしをご紹介します。
出典:http://fashionsnap-freaks.net/2013/12/08/photo-2845/<
1-1.定番ネイビーのベスト
チェックのジャケットや明るめの色のコートのインナーに着ると、引き締まった着こなしです。黒やネイビーのジャケットと合わせるならば、ネクタイを少し派手にした方が、カジュアルな着こなしになります。
出典:http://fashionsnap-freaks.net/2013/11/15/lights-2/
1-1-1.ギンガムチェックのベスト
ネイビーのブレザーとこの様なボルドーのネクタイを合わせると、クラシカル/トラッドな仕上がりです。グレーのスラックスと合わせればセミ・フォーマルへ、ジーンズを合わせればカジュアルな着こなしになります。
1-2.明るい色の上着と合わせるにはグレイやベージュ
この様にコート・ジャケットが華やかな色・柄ならば、インナーを抑えめカラーで合わせることをお勧めします。
出典:http://beautrium.com/blog/omotesando/
1-2-1.グレーやベージュのベスト
単品でこのグレーのベストを観ると、老けて見えてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、アウターがカラフルなチェックのジャケットやコートならば、この抑えめ色は合わせやすく、どんな色のスーツのインナーとも相性が合います。ブレザーの変わりにベストとネクタイで、普段と違うセミフォーマルは気疲れせず、お勧めしません。
商品詳細ページ:中綿断熱材AirPack入り千鳥調切り替えベスト
1-2-2.ニットのベスト
ニットベストは、上着の色との濃淡のカラーコントラストを考えてコーディしてください。ネクタイまたはジャケットが濃い色だと、淡いベスト色がカラーコントラストとしてバランスが取れます。逆に、上着や柔らかい色ですと、ベストは濃い色がバランスがいいです。
1-3.光沢や凹凸感のある生地のベスト
ベストの色が黒や濃色は、キルティング素材・光沢感がある生地を使っているベストがお勧めです。バッと見て真っ黒という印象をさけたり、奥行きを持たせるため、質感が他の服と違う生地を合わせるとオシャレに仕上がります。
出典:http://tsbmen.com/35161/not-your-grandmas-quilt/
1-3-1.光沢のあるベスト
黒のジャケット、白いシャツ、ジーンズと合わせるだけで、オシャレな着こなしになります。
商品詳細ページ:ヘリンボーン柄ベスト
1-4.紺のベスト
ジャケットを着こなすまでもない暖かい気候ならば、シャツに合わせると小粋なオシャレになります。コットンパンツやスニーカーと合わせて、スポーティーに着こなします。シャツだけより、グンとオシャレに見えます。さらにオシャレに見せたいならば、帽子やサングラスを取り入れます。
出典:http://theberry.com/2013/11/14/stuff-i-wish-my-boyfriend-would-wear-30-photos-31/
1-4-1.細かいチェック柄のベスト
単色ベストは、生地のオウトツ感や細かい柄が入ってる生地で合わせることをお勧めします。シャツやジャケットが明るい/柄ものであれば、この様なネイビーのーベストが合わせやすいです。セーターを着るまでもない春先や暖かい室内での着こなしは、セーターと一線を画しオシャレにうつります。
1-4-2.柄ものと相性があう紺のベスト
トラッドのタータンチェックのシャツやジャケットと合わせると、とても相性が合うのが紺色です。ニットは着やすいので、お勧めです。
2.薄手のダウンベストをインナーとして着こなす
カジュアルでセミフォーマルな着こなしのベストです。襟もとが短くて、縁の処理がボタンやジッパーがコンパクトにデザインされていると、ネクタイや繊細なデザインのジャケットと相性抜群です。
出典:http://runway-ch.com/ch/sakumegu05/entry/220947<
2-1.ジャケットとシックに着こなす
ニット製ベストではなくダウンベスト合わせると新しいコーデです。薄手のベストがポイントです。
出典:http://www.tokyolife.co.jp/news/685/
2-1-1.光沢感のあるダークブラウンのベスト
焦げ茶は何にでも合わせやすい色なので、着回しがとてもいいです。光沢感のある生地が都会的でお勧めです。
2-1-2.グリーンのベスト
ジージャン、スタジャン、ピーコートなどアメリカントラッド系の着こなしで合わせると相性がいいのは、ダーク・グリーンです。華やかな光沢感があった方が、カジュアル感が増します。
出典:http://item.rakuten.co.jp/greedkobe/221302y-064010/?scid=af_pc_etc&sc2id=67889001
2-2.ネクタイとシャツと同系で組み合わせる
出典:http://theybf.com/2012/10/17/big-sean-warms-in-up-for-winter
紺色のベストは大人しい印象です。シャツ・ネクタイと合わせる時は、少しだけネクタイを派手めにすると、カジュアルな着こなし、明るい感じになります。
2-2-1.キルティング素材は光沢のある生地を選ぶ
キルティング素材は家庭的なイメージがあるので、現代的に光沢感のある布地のキルティングを選ぶことをお勧めします。グリーン・紺・グレーはジーンズ・チノパンのボトムスと良く合います。
3.アウターとしてのベスト
従来のベストの着こなしは、この様にセーターの上から、ベストを合わせる着こなしです。ここでは、ジャケットと合わせた着こなしをご紹介します。
出典:http://matome.naver.jp/odai/2135592271222617801/2135592340622706603<
3-1.ブラックのベストの着こなし
ありきたりの黒のダウンも、グレー、チェックのマフラー、ジーンズ、革靴と合わせると、大人オシャレに仕上がります。
出典:http://www.soios.net/page/350/
3-1-1.ブラックのベスト
レザー製ベストをジャケットやジージャンの上から着るは、ワンランク上のベストの着こなしです。あえて靴は白のスニーカーでモノトーン・コーディされると、都会的スポーティな着こなしになり、お勧めします。
3-2.トレンディな迷彩柄のベスト
地味になりがちなヘリンボーン地のジャケットも、迷彩柄のベストと重ねると、グっとカジュアルにまとまります。地味な着こなしにならないように、ジーンズと合わせることをお勧めします。
出典:http://fashion.people.com.cn/GB/63741/5004527.html
3-2-1.鮮やかな柄・色のインナーと合わせるならば同系色で合わせる
単色カーキのベストは地味な印象になりがちなので、迷彩柄・チェックなど同系色のシャツと合わせられ、ジャケットやジージャンの上から着こなすとオシャレです。
3-3.大人の着こなしは同系色のベストが鍵
ダウンベストは、スーツには合わないと思われているかもしれませんが、スーツと一緒にコーディし着こなしを楽しんでみてください。合わせる時は、同系色でコーディすると失敗しません。
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3-3-1.グレーのベスト
合わせやすいグレーのベストです。スーツばかりでなくジージャン、ジャケット、何にでも合わせられ、一着あると重宝します。
3-4.レザーベストの色をアクセントカラーとして合わせる
シャンブレーのシャツとストライプのネクタイですが、スーツと合わせ、カジュアルダウンした着こなしです。ストレートやスリムの濃紺のジーンズと合わせると相性が良いです。ベストの色は、ネクタイまたは靴と同系色で合わせると色のバランスが良いです。
出典:http://oneyoungdandy.co.uk/post/69068420877/downeastandout-cucinelli
3-4-1.キャメルのレザーベスト
セーターと合わせると従来の着こなしです。チェックのジャケットや薄茶のスーツと合わせると、着こなしは大人のカジュアルに仕上がります。
出典:http://www.orvis.com/store/product.aspx?pf_id=3p6r
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まとめ
ベストは、季節の変わり目で使い回すだけでなく、真冬に厚着する必要がない街中・車中での移動中など、暖かい場所でサクッと着こなしやすいアイテムです。従来の素材のベストの着こなしから、新しい素材のベストを合わせるアレンジをしてみてください。素材が違うだけで、粋な着こなしに変わり、オシャレ度がアップします。アウター/インナー・アイテムの1つにベストをぜひ取り入れてみてください。