2013年07月22日

スーツサイズの選び方:野暮ったいスーツ姿を避けるための4つの秘訣

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オフィス街を歩いていると、なんだかスーツ姿がカッコわるい人って沢山見ますよね。もしかしたら、あなたも気付かないうちにそうなってはいませんか?

実は、スーツはサイズを少し間違えてしまうだけで、驚くぐらいにダサく見えてしまいます。言い換えると、スーツ姿がカッコいい人っていうのは、自分にジャストなサイズのスーツを着ている人だと言えます。

そこで、今回はジャストサイズのスーツを選ぶためのルールをご紹介します。

このルールを守ると、今現在の体型は関係なく、あなたのスーツ姿が驚くぐらいに改善されることをお約束します。

1.スーツのサイズによって見た目がこんなに違う!

早速ですが、以下の画像を見比べてみて下さい。左がジャストサイズのスーツを着たもので、右側が大きめのスーツを着た時のものです。

ジャストサイズスーツと大きいサイズのスーツ

印象が全く違いますよね?
同じスーツを着ていても、サイズが合っていないだけで、とても野暮ったく見えてしまいます。
スーツをカッコ良く着こなすためには、ジャストサイズのスーツを着ることが大切です。

それでは、左の画像のようにジャストサイズのスーツを着こなせるようになるための方法をご紹介します。

2.スーツをダサく見せる3つの要因を知ろう! 

とてもシンプルですが、スーツをダサく見せてしまう要因は3つあります。

  1. 身長があっていない
  2. ウエストがあっていない
  3. 胸囲(バスト)があっていない:

逆に言うと、この3つのサイズを測り、適切なサイズのスーツを選ぶだけでスーツ姿の見栄えがグッと良くなるんです。そう、スーツをカッコ良く着こなすための第一歩は、まずは身長とウエスト、胸囲の正確なサイズを知ることから始まります。

そこで、以下を参考にまずは自分の体のサイズをしっかりと測りましょう!
※サイズを測るときは、必ずドレスシャツを着て測りましょう。

2.1.身長の測り方

まずは、自分の身長を測りましょう。過去の身長はなく、必ず今の身長を計測しましょう。 家で簡単に身長を測るには、壁や柱に背を向けて立ち、頭の上に辞書を置き、辞書を置いた場所にテープを貼り、そこの位置から地面までをメジャーで測るのが良いでしょう。

2.2.胴囲(ウエスト)の測り方

ウエストの測り方

ウエストは、ベルトをする位置より少し高めの部分を測ります。お腹をへこますと正確なサイズを測れませんので、自然体で計測をしましょう。

2.3.胸囲(バスト)の測り方

胸囲の測り方

胸囲は、胸が最も張っている部分を測りましょう。脇の下にメジャーを通すのが最も簡単な方法です。

3.スーツショップのサイズ表記をマスターするべし!

よく、スーツ屋さんで「Y6」「AB6」等と表記がされているのは見たことはありませんか? これはJIS規格で定められている表記法法で、ウエストを表す記号と身長を表す記号が組み合わされたものです。 下の図をご覧下さい。

スーツサイズ早見表

スーツサイズ早見表

スーツサイズ早見表

スーツサイズ早見表

スーツサイズ早見表

スーツサイズ早見表

まずは、この早見表に沿ってスーツを見ることができるようになりましょう。
注:スーツショップにより、表記が違う場合があります。その際は、スーツショップの店員さんにサイズの詳細を聞いてみましょう。

例えば、下記の体型の人をモデルケースとして考えると

  1. 身長:169cm
  2. ウエスト:76cm
  3. 胸囲:92cm

この場合の適切なサイズは「Y5」となります。

このようにスーツのサイズは、基本的には身長と胸囲とウエストで表記されていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。 ただ、筋肉質で体格の良い方や、逆に胸板が薄い方の場合、このスーツサイズの選び方では胸囲が合わない場合があります。そのような場合は、オーダースーツをご検討することも選択肢の一つです。 これで、あなたもスーツを今までよりもかっこ良く着こなすことができるようになります。ぜひ試してみて下さいね。

3.利用シーンに合わせた3つのタイプのスーツ

スーツ屋さんには、大きく分けて3タイプのスーツが用意されています。

  1. スリムタイプ
  2. スタンダードタイプ
  3. フォーマルタイプ

実は、スーツのタイプによってジャストのサイズが変わります。それぞれのスーツのタイプごとのジャストサイズをしっかりと着こなし、スーツ姿をビシっと決めましょう。

スリムスーツ

若年層に人気で、現在主流のスタイルです。
全体的に細身に作られているため、スリムに見せる効果があり、脚を長く見せる事ができます。もちろん、ビジネスシーンでも活用できます。
ビシっとしたスーツ姿に決まりますので、スリムタイプを持っていない方は、ぜひ試してみてください。

スタンダードスーツ

非常にスタンダードなスタイルです。スリムタイプほど細身に作られてはいないため、ビジネスシーンではもちろんのこと、少しかしこまったフォーマルな場所でも活用できます。

フォーマルスーツ

比較的ゆったりとしたスーツのスタイルで、フォーマルの場に適しています。 結婚式や、パーティーなどの場で着ていくのが良いでしょう。
写真のように、ポケットチーフを胸ポケットに差し込むと、よりオシャレさが増しますよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
スーツ姿が野暮ったく見えないためには、自分に合うスーツのサイズを理解することが大切です。試着をして、なんとなく選んでしまうのではなく、しっかりと自分のサイズを測り、ジャストサイズのスーツを選びましょう。
今よりも驚くほどスーツ姿がビシっと決まりますよ!

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