2013年07月26日

今より格段とデキる男に!ジャストサイズのジャケットを着る7の方法

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自分のサイズに合ったスーツを買っているはずなのに、ジャケット姿が野暮ったい印象になっていることはありませんか?もしくは、袖の丈は合っているのにジャケットに着られているような印象になってしまうことはありませんか?

スーツのジャケットをカッコ良く決めるためには、フィット感が大切です。今回は、スーツのジャケット姿が一層カッコ良く決まるための、ジャストサイズのジャケットの選び方をご紹介します。ぜひ実践していただき、ジャケット姿が決まっているカッコ良いビジネスマンになりましょう。

1.ジャケットは肩で着る!

「ジャケットは肩で着る」と言われているほど、ジャケットは、肩のサイズ感がとても重要です。ジャケットの肩の角と、自分の肩がぴったり合っているものを選びましょう。

ジャストサイズの肩

ジャストサイズの場合は、このように肩の角が合わさっています。ここがズレてしまうとジャケット姿が決まりませんので、必ず確認をしましょう。

ジャケットが大きい

ジャストサイズよりも大きいスーツの場合、肩の部分が落ちて見えます。画像のように、肩を横から押して親指の部分が凹んでしまうようならサイズが大きいということになります。この場合はワンサイズ小さいジャケットを試しましょう。

ジャケットが小さい

このように肩の部分が内側に入って見える場合はサイズが小さいため、窮屈な印象を与えてしまいます。袖付けの部分が中に入ってしまい上からつまんでしまえるようなら、ワンサイズ大きいジャケットを試しましょう。

2.背中はシワがつかないものを選ぶべし!

ジャケットの肩幅を合わせたら第一ボタンをしめて背中を確認しましょう。ジャストサイズのジャケットを着たときは、背中や首にシワが全く入りません。試着をしたときは、必ず鏡で背中を確認しましょう。

ジャストサイズのジャケット

写真のように背中や首にシワが入っていない物がジャストサイズです。ジャストサイズの場合、生地が傷みにくく長く着ることができます。

サイズが大きいジャケット

サイズが大きい場合、このように縦にシワが入ってしまいます。こんなにシワシワの背中では、何となく頼りなさそうな印象になってしまいます。また、他人から見ても明らかにサイズが大き過ぎることが分かります。

サイズが小さいジャケット

逆に、このように横にシワが入る場合はジャケットのサイズが小さく、窮屈そうに見えてしまいます。
※画像はシワを分かりやすくするため前屈みになって撮影しています。

3.ジャケットの厚みは拳ひとつ分!

ジャケットの厚みを確認

ジャケットの厚みにあるていどのゆとりがなければ華奢な印象を与えてしまいます。このように、立ったままボタンを留めてジャケットの内側にこぶしを入れましょう。こぶしが半分から1個分入るのがジャストサイズです。

4.ドレスシャツはジャケットから1〜2cmがジャストサイズ

スーツからドレスシャツがさり気なく見えるのが、スーツ姿をより美しく見せるポイントです。シャツが出すぎていたり、全く出ていないとダサく見えてしまうので、注意しましょう。

ジャストサイズの場合の袖口

このように腕を下ろしたときに、シャツが1cm程度出ているのがジャストサイズです。シャツが出すぎている場合は、ジャケットのサイズが大きすぎます。逆にシャツが全く出ていない場合は、ジャケットのサイズが大きすぎますので、試着をしなおしましょう。

腕を曲げた時のジャストサイズスーツの袖の長さ

腕を曲げたときには、このようにシャツが2cmほど出ます。こちらも、シャツが出すぎていたり、全く出ていない場合は、サイズを変えて試着し直しましょう。

5.袖口のジャストサイズの確認方法

ジャストサイズの袖口

このように手を水平に曲げて、ジャケットとドレスシャツの袖口が手の甲に軽く触れるかのがジャストサイズです。

サイズが大きいの袖口

写真のように袖が手の甲を覆ってしまい、シャツの袖口が全く見えない場合は、ジャケットが大きすぎます。ワンサイズ小さいジャケットを試しましょう。手の甲に全く届かない場合は、サイズが小さいので、ワンサイズ大きいジャケットを試着しましょう。

6.シャツの襟とジャケットの襟が重なるのがジャストサイズ

シャツの襟先が、ジャケットに1cmほど隠れている状態がジャストサイズです。

襟がジャストサイズ

ジャストサイズの場合は、写真のようにジャケットとシャツの襟が触れています。

襟サイズが大きい

シャツが大きいため場合は、ジャケットの襟からシャツがはみ出てしまいます。

襟サイズが小さい

シャツが小さいため、ジャケットの襟に触れずVラインが貧相に見えてしまいます。

7.見落としがちな後ろ襟も要チェック!

シャツの襟先が、ジャケットに1cmほど隠れている状態がジャストサイズです。

後ろ襟がジャストサイズ

このようにシャツの襟が1〜2cmほど出ている状態が、ジャストサイズです。

後ろ襟が大きい場合

シャツがジャケットに覆われています。後ろ姿がとても野暮ったい印象になってしまいます。シャツの襟が出てしまう場合は、ワンサイズ小さいジャケットを試着してみましょう。

後ろ襟が小さい場合

シャツの襟にジャケットが触れていません。ジャケットのサイズが小さいので、ワンサイズ大きいジャケットを試してみてください。
※写真は違いを分かりやすくするために、別角度から撮っています。

まとめ:

いかがでしたでしょうか?ジャケットのサイズでスーツ姿の印象が大きく変わるということがご理解いただけたかと思います。今回ご紹介した7つのポイントを実践して頂き、自分の体にフィットしたジャケットを着こなして、ジャケット姿がビシっと決まるビジネスマンになりましょう。どうしてもジャストサイズのジャケットが見当たらない場合は、オーダーをするのも一つの手です。なお、スーツのサイズについてはジャストサイズスーツを選ぶ方法』も併せて参考にしていただけると嬉しいです。

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